綴袋帯 松に桜 都織物謹製
綴織は、経糸が表面に出ることがなく、裏地にも表と逆の模様が出るという特徴があり、経糸を包むように緯糸を折り返して模様を作るため、経糸に沿ってかすかな隙間ができる事を把釣孔（はつりこう）と言います。
模様の色ごとに少しづつ少しづつ織り上げていくため、細かい模様であればあるほど、色数が多ければ多いほど、時間をかけて織り上げなければいけません。
下絵を見ながら、職人の技術で模様を織り出さねばなりませんし、模様によっては一日数センチか織れないものもあるそうです。
今回ご紹介の綴袋帯は、色留袖から色無地まで幅広くお使い頂ける帯です。
是非手に取って、綴れ織の緻密な職人の技術を見て頂きたい逸品です。
2022年9月9日 ｜ カテゴリー： 帯
